ビデオ編集を高速化させたいもしくは人気のオンラインゲームを動かすためにnVIDIAのGeForceや旧ATI / AMDのRadeonビデオカードをPCI-Express拡張バスに増設したがパソコンの映像が出てこない等のトラブルの対処方法の説明です。

ビデオカード

まずビデオカードですが余り高性能な商品だとパソコンの電源容量不足で映像が出ないこともありますのでご利用のパソコンの電源容量がスペックを満たしているかをご確認下さい。例えばTITANビデオカードはこれ一枚で375Wも電力を必要としnVIDIA公式説明では最低700Wの電源が必要となると説明があります。

パソコンの電源てパワーアップできますか?WindowsパソコンはATX規格ですので電源だけ交換する事が出来ます。例えばOwltech玄人志向の電源等を参照下さい。但し、省スペースケースやMINI-ITX規格のものはATX電源は入りませんしビデオカードも増設出来ない事もあります。増設出来たとしてもロープロファイル対応の製品で無ければならない場合があります。

ロープロファイルはプラケットアダプタが短いものに交換できる製品の事です。カードの基板も細くて短い

ロープロファイル拡張カード


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オンボードビデオを無効にするには

今の最新のマザーボード(チップセット)はビデオカードを増設したら自動的に増設側のビデオカードに切り替わるのですが、少し古いインテル865チップセットLGA775ソケット対応チップセットだったと思うのですがこの辺りのマザーボードはBIOS(マザーボードをコントロールするプログラム)側からオンボードビデオを無効化(Disable)設定に切り替えないと、増設ビデオカード側からモニターに映像が出力されないトラブルになってしまいます。インテルチップセットの他にもAMDのSocket939はAGPバスだったと思うのですがAGPバス時代はこの作業が標準でした。SocketAM2以降は(PCI-Express拡張バス対応)AMDチップセットであれば自動的に切り替わってくれたと思います。

本題のオンボードビデオを無効化にするにはパソコンの電源を入れてすぐにDeleteキーを連打してBIOS画面を起動させる必要があります。注意、一部マザーによってはF2キーであったりする場合もありますのでパソコン起動時に表示されるメニューを良くご確認下さい。

BIOS画面が出ない場合は、キーボードがUSBインターフェースを使っている事が原因となります。理由はマザー側で認識されていない事が原因となります。なのでOSが起動するまでキー操作が出来ないタイプになりますのでこの場合、PS/2インターフェースのキーボードに取り替えるかUSB/PS/2変換アダプタでPS/2対応とさせる必要があります。

BIOS起動方法

パソコンの電源を入れてすぐの時に"以下の画面の状態"、キーボードのDeleteキーを連打または一回押すとBIOS画面に切り替わります。

BIOSを起動させるタイミング写真1

BIOSを起動させるタイミング写真2

これがBIOS画面です。下手に変更を加えないで下さい。変な項目を変更してしまうとパソコンが起動しなくなります。もしパソコンが起動しなくなったらマザーボードのボタン電池を外してCMOSクリアしてください。

BIOS画面その1

最新のBIOS画面メニューは少しグラフィカルになってます。"AWARD BIOS"や"AMERICAN BIOS"等のいくつかの種類があります。

これはMSIマザーの"Click BIOS"と言うタイプです。なので一概に全部が全部同じ操作でオンボードビデオを無効化に出来るとは限らないですのでご了承願います。一応マザーボード付属のマニュアルに記載ありますのでもし当サイトのページが参考にならない場合はマザーボード付属の説明書を参考にして下さい。

Click BIOS

DeleteキーでBIOS画面が出ない場合

パソコンを起動した時に一瞬だけ幾つかのキー操作でBIOSを起動したりBOOTデバイスを選択したり出来るメニュー表示が出ます。一瞬だけなので見逃さないようにして下さい。

BISO起動キーの表示

BISO起動キーの表示2

目的のキーを押しても起動しない場合は先にも述べましたがPS/2インターフェース対応のキーボードに交換して下さい。

オンボードビデオの項目を探す

オンボード有効無効関連のメニューは各種メーカーによってまちまちです幾つか設定サンプルを掲載していきますので類似項目を探しオンボードビデオを無効にして増設ビデオカードに繋ぎ変えて下さい。

オンボードと増設ビデオインターフェース

以下は"AWARD BIOS"の設定サンプルです。AGP時代のメニューですので参考程度までに御覧ください。まずキーボードの上下矢印キーで"Advanced chipset"メニューに移動しEnterキーを押します。

Advanced chipsetメニュー

"On-Chip VGA"または"On-BoardVGA"が"Enable"と表示されている項目を見つけてその場所まで上下矢印キーで移動して、+キーまたは-キーでDisabled(無効)に切り替えてください。+/-キーで切り替わらない場合はEnterキーを押して下さい。

On-Chip VGA

Enterキーで次の画面が表示されたら上下矢印キーでDisabledに移動してEnterキーです。これで無効化に出来ます。

EnabledとDisabled選択画面

切り替えが完了したら"Save&Exit Setup"メニューまで矢印キーで移動してEnterキー

Save&Exit Setupメニュー

"Save to CMOS and EXIT(Y/N)"と表示されるのでYを選んで保存すると再起動します。

Save to CMOS and EXIT(Y/N)

再起動後当然オンボードを切っているのでモニタには何も移りません、真っ黒の画面のままWindwosが起動していると思うのである程度してから主電源ポタンを押してWindowsを終了してから、増設ビデオカード側にモニターのインターフェースを繋ぎ直してから起動して正しく映像が出力できるかを確認下さい。その後付属CDまたはDVDをセットしてドライバーをセットアップして下さい。

その他、MSIマザーのClick BIOSの設定手順です。通常自動が適用されているのでPCI-Express拡張バスにビデオカードを取り付ければ切り替わるのですが何らかの問題がある場合オンボード側のインターフェースを無効にする事が出来るのでお試し下さい。

BIOS画面の"SETTINGS"メニューを開きます。

Click BIOSの画面

画面真ん中のメニュー一覧のAdvancedを選択してEnterキーで開くことが出来ます。

Advancedメニュー

"Integrated Graphics Configuration"を選択しEnter

Integrated Graphics Configurationメニュー

"Integrated Graphics Devices"を選択しEnter

Integrated Graphics Devicesメニュー

グラフィック動作メニューが3つ出ます。通常はAuto自動認識で構いませんが問題がある場合は"Disabled"(無効)を選択下さい。その下は"Dual Graphics"マルチモニタとしたい場合選択します。

Integrated Graphics Devicesの無効メニュー

通常ビデオカードは古いAGP自体のもの以外は自動認識されるはずなのですがそれでも映らない場合は補助電源差し込み忘れか電源容量不足が考えられます。もしくはBIOSのアップデートで対応頂く必要があります。


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