2013年現在もメインのパソコンはWindows7を使っているのですが、YOTUUBEへの動画のアップロードやWEBサイト制作時に画像をファイル一覧から選択する時に、さっき追加したばかりの動画データや画像データがファイル選択一覧の画面上に表示されるまでにものすごい遅い問題に悩まされてましたが、なんとかXP並にファイル一覧表示を高速に出来たのでそちらの方を説明します。

具体例としましては、動画に撮影しました。サンプル動画はYOUTUBEへ動画をアップしようとした時に、作成した動画データが数十秒しないと選択できない状態をご覧頂けると思います。

そもそも何故ファイル一覧表示が遅いのか?

Windows7には写真やビデオその他ドキュメントファイルをアルバムのように日付分けして整理する機能ライブラリ機能があり、これにより分類されたデータを自動的に仮想フォルダを作成し管理整理しやすくしてくれる機能があり、その為写真や動画それにドキュメント分類されたフォルダに大量のデータがあると、いちいちハードディスク内を検査して仮想フォルダ上にデータをサムネイル表示する作業をする為。

ユーザーライブラリ機能、マルチメディアデータ等を検索しやすいように並べ替えしてくれる機能です。

ライブラリ機能

しかしながらライブラリに関連性の無いフォルダにもライブラリメディア関連性振り分けが自動的に適用されていて、上記の様なデータ読み取り直し作業がいちいち行われるので、ファイル選択画面でのデータ出力が遅くなってしまうと言う事になります。理由はこちらの事が原因だと考えられます。ファイルの整列、並べ替え、またはグループ化。使い方によっては便利ですが、大量のデータ取り扱いにはライブラリ機能は逆に不便となる事もあります。


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ファイル一覧を高速にする手順

例えば、YOUTUBEへ動画をアップロードしようとした場合に、図の様な動画ファイル一覧を選ぶ画面が出てきた際に、アップロードする動画データ保存先で、一覧表示がものすごく遅いフォルダがあれば、そのフォルダを右クリックして下さい。但し予め決められたデータ用途向けのフォルダ内(例えばドキュメントやビデオ)のデータであれば、こちらの方を参考に変更を加えて下さい。マイコンピュータから素早くデータを開きたい該当のフォルダを表示して右クリックして変更を加える事が出来ます。

フォルダライブラリから外す

右クリックメニューのプロパティを開きます。

フォルダを右クリックメニュー

フォルダのプロパティが開いたら次項目に変更を加えて下さい。

  1. カスタマイズを開きます。
  2. このフォルダーを次の目的に最適化を一般項目に変更
  3. このテンプレートをすべてのサブフォルダーに適用するにチェックを入れます。
  4. 適用をクリック
  5. OKをクリック

以上で作業完了です。これで例えばYOUTUBEへ動画をアップする時にファイル選択画面でサクッと追加した動画を選んでアップロード出来るようになります。

フォルダプロパティのカスタム

ドキュメントやピクチャのファイル一覧を高速化するには

ライブラリの画像やビデオ、それにダウンロードフォルダの表示がものすごく遅いのを、高速に切り替えるには。

この場合も同様で、ライブラリ自体を一般項目に切り替えてしまえば高速表示が可能となります。

手順はユーザー名ライブラリからではなく、Cドライブ等のシステムインストールドライブを開いて作業をします。例えばWindows7をCドライブにセットアップしている場合は"c:\ユーザー\ユーザー名"パスを開いて変更を加える事が出来ます。

まずスタートメニューから、パソコンのユーザー名をクリックして、ユーザーフォルダを開きます。

ユーザーフォルダを開く

各種ライブラリフォルダがあり、例えばダウンロードフォルダの表示が遅いのを高速表示に切り替えたい場合は、ダウンロードフォルダを右クリックのプロパティを開きます。

ダウンロードフォルダ右クリック

ダウンロードフォルダのプロパティのカスタムメニューから同様に、

  1. このフォルダーを次の目的に最適化を一般項目に変更
  2. このテンプレートをすべてのサブフォルダーに適用するにチェックを入れます。
  3. 適用をクリック
  4. OKをクリック

フォルダプロパティのカスタム

以上で、ダウンロードフォルダもファイル一覧表示が一瞬で行えるように切り替わります。

元に戻す場合は、同カスタマイズメニューから、ピクチャか他マルチメディアデータに切り替えればアルバム形式でデータ閲覧する事ができるようになります。


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